《シリーズ》便利屋親父の独り言|近くの便利に頼むべし

便利屋親父のコラム
DSC_0002

便利屋の仕事ってね、実は「小さな仕事の積み重ね」でできているんです。1件あたりは5,000円から、平均してもせいぜい15,000円くらい。派手な金額じゃありません。でも生活を維持するには、1日で25,000円、月20日で50万円ほどは稼がないと経費がかかって食べていけないのが現実です。
だからこそ、1日に数件こなせる“近場”の仕事が大切なんです。車で2時間もかけて片道走って、1件15,000円の仕事を1日がかりでやっていたら、とても割が合わない。小仕事で成り立つというのは、「近場で数をこなせる」からこそなんです。
つまり、「近くの便利屋に頼むのが一番」というのは、お客さんのためでもあり、実は便利屋にとっても本音なんですよ。
ー便利屋親父の独り言ー

近くの便利屋を探すときは「住所」と「得意分野」をチェック

実際に便利屋を探すときは、まず 住所(拠点) をしっかり確認しましょう。「〇〇市」「△△区」といった地名が店舗情報やホームページにきちんと書かれているかが大切です。便利屋の仕事は近場で数件をこなすことで成り立つため、あなたの自宅や依頼先から30分〜1時間圏内に拠点がある業者を選ぶのが基本です。

もうひとつの大切なポイントは、どんな作業を前面に出しているかです。便利屋といっても、「力仕事中心」「掃除や片付け中心」「高齢者サポートに強い」など、それぞれ得意分野があります。依頼内容と業者の得意分野が一致していると、費用も作業効率も無駄がなくなります。

ホームページの「対応エリア」「サービス内容」「作業事例」などを確認して、地元密着で自分の目的に合った便利屋を選ぶことが、失敗しない探し方のコツです。

小仕事でも気持ちよく受けてもらえる頼み方

便利屋の仕事は、一件一件の小さなご依頼の積み重ねで成り立っています。だからこそ、ちょっとした頼み方の工夫で、同じ内容でも格段に受けてもらいやすくなることがあります。ここでは、小仕事を快く引き受けてもらうためのポイントを具体的にご紹介します。

「空いている時間で大丈夫」と伝える

「急ぎませんので、空いている時間で大丈夫です」と伝えると、業者側はスケジュールを柔軟に組みやすくなります。小さな仕事でも調整がしやすいと感じてもらえれば、受注のハードルがぐんと下がります。

「夜間でも大丈夫」と伝えて選択肢を広げる

昼間は他の現場で動いている業者も多いため、「夜間でも構いません」と言ってもらえると、対応可能な幅が広がります。これは特に単発の作業や短時間作業で有効です。

「近くに来たついででOK」と伝える

「近くに来たときに寄ってもらえれば大丈夫です」と伝えると、移動負担が少なく済み、業者にとって受けやすい仕事になります。小仕事ほど、この“ついで感”が大きなポイントになります。

見積りなしで依頼する

小さな仕事は、わざわざ見積りのためだけに改めて日を決めると二度手間になり、業者からも嫌がられることがあります。電話で内容を伝えれば料金が計算しやすく、下見を省略できるケースも少なくありません。ただし、正式に依頼するときには、作業前に必ず料金を念押しして確認することが大切です。ここを曖昧にするとトラブルの原因になります。

近くの便利屋さんの探し方

専門分野を最初に確認する

便利屋さんを探すときは、ネット検索やGoogleマップなどで「近くの便利屋」と入力して候補を調べます。最初に確認するのは、その業者がどのような作業を得意としているかという点です。いくら料金が安くても、自分が頼みたい内容を取り扱っていなければ意味がありません。片付けが中心なのか、力仕事に強いのか、暮らしのサポート系が多いのか、作業の方向性をしっかり見ておくことが大切です。

所在地を確認する

次に見るべきは店舗や拠点の所在地です。便利屋の仕事は近くで数件こなすことで成り立つため、小さな作業ほど自宅や現場の近くに拠点がある業者を選ぶのが現実的です。ただし、依頼金額が三万円を超えるような仕事であれば、多少距離があっても引き受けてもらえることが多くなります。この二つの視点を意識して選べば、無駄のない便利屋探しができます。

便利屋親父の相談コーナー

日常のちょっとした悩みから、人には話しにくいことまで、どんな内容でもかまいません。匿名でもご相談いただけますので、どうぞ気軽にメールをお送りください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました