長年使っていない物置には、もう使わない道具や家電、資材などがぎっしり詰まっていることが多いものです。いざ片付けようとすると、分別や運び出しが想像以上に大変で、1人では手に負えないことも。そんなとき頼りになるのが便利屋さんです。この記事では、物置片付けの料金相場と作業の流れ、撤去・解体までの依頼方法をわかりやすく解説します。
物置片付けの便利屋さんの料金計算
物置片付けの料金は、あらかじめ「定価」が決まっているわけではありません。お客さまの物量や立地条件によって作業内容が大きく変わるため、出張費+人件費(時間給または日当)+処分費の3要素で個別に見積もるのが一般的です。
たとえば、軽トラックで1〜2時間の作業なら「出張費+人件費×人数分+廃棄物処分費」で算出されます。
便利屋さんによっては、最低作業料金(例:1名1時間3,000円〜)や、軽トラ1台パックなどを設けている場合もあります。まずは現場の状況を伝え、写真見積もりや出張見積もりで実際の作業量を確認してもらうと安心です。
物置片付けの料金の計算・見積もり
物置の片付けでは、多くの場合請負契約として見積もりが行われます。
つまり、時間単価ではなく「作業を完了させること」を前提に、出張費・人件費・処分費を組み合わせた一式価格で提示されます。
便利屋さん側の料金計算
実際の見積りは、次のような3つの項目で構成されます。
- 出張費 … 3,000円×人数
- 作業費(人件費) … 人数×作業予定時間×3,000円
- 処分費 … 廃棄量や内容に応じた一式料金
ただし、これらは便利屋さん側の内部計算です。
お客様に提示される見積書には、「作業代金一式」としてまとめて表示されるのが一般的です。
これは、請負契約の考え方に基づくためで、作業が予定より長引いても短く終わっても、あらかじめ決めた金額を変更しないという仕組みになっています。
そのため、時間単価の表記がなくても不透明ではなく、**“作業全体の完了責任を含めた料金”**として理解するのが正解です。
お客さまに提示する料金・見積もり表示方法
多くの便利屋さんでは、請負方式になります。この場合は、お客さまに変な誤解を与えないように月瀬のように作り変えて提示されています。
たとえば「物置解体撤去」の見積書では、
- 作業代金(2名・一式)○○円
- 処分費 一式 ○○円
- 消費税 ○○円
- 合計 ○○円
という表記になります。
この「一式」という表現は、作業の時間や細かな単価ではなく、最終的に責任をもって完了させる総額を意味します。
見積り段階で金額が明確に示されていれば、後から追加請求される心配はありません。
【物置の解体・撤去料金の目安】
物置を片付ける際、内部の荷物整理だけでなく、本体の解体や撤去まで依頼されるケースも増えています。
料金は、素材(スチール・木製・手作りなど)や大きさ、設置場所によって大きく異なりますが、
多くの便利屋さんでは「解体費+処分費」をまとめた請負方式で見積もります。
スチール製物置の目安
小型(2m×2m程度)……約10,000〜20,000円
中型(3m×3m程度)……約20,000〜40,000円
大型(4m×4m以上)……約40,000〜80,000円以上
スチール製は錆びたボルトや基礎アンカーの有無で時間が変わるため、
現地確認のうえで見積もりを行うのが一般的です。
軽トラックに積める小型サイズなら、解体せずそのまま搬出する方が安く済む場合もあります。
木製・手作り物置の目安
小型(2m×2m程度)……約30,000〜70,000円
中型(3m×3m程度)……約70,000〜150,000円
大型(4m×4m以上)……約150,000〜300,000円以上
木製やDIY物置は釘や接着材の処理が必要で、
スチールよりも手作業が多く時間がかかる傾向があります。
また、構造上の安全を考慮しながら解体する必要があるため、2名以上で対応するケースが一般的です。
物置の中身が残っている場合
内部の片付けを含める場合は、
2tトラック0.5台(約2㎥)・1名で3時間なら30,000円前後、
2tトラック0.7台(約3㎥)・2名で2時間なら60,000円前後が目安です。
灯油やセメント、タイヤなどの特殊廃棄物を含む場合は、別途見積りになります。
参考資料: 家財整理センター「物置の解体と廃棄処分をお受けしています」
※上記ページの掲載内容をもとに再編集しています。



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